ライツ製ライカLマウントヘリコイド・ZWTOOの使い道

小型ながら重厚感のある美しい造形の、ライツ製ヘリコイド “ZWTOO”は、本来は、フォーカシングステージOORESや複写スタンドSTAREなど、未だコピー機など無い時代、書類などの複写作業に使用するライカシステム用のアクセサリーの一つでしたが、コピー機やスキャナーどころか、今やスマホで撮るだけでアプリが補正まで全自動でやってくれて、簡単にオリジナルのコピーが撮れる時代になり、この小さな美しいライツ製品は、今日ではライカコレクターの単なる蒐集対象としてしか存在価値が無いかの様ですが、使ってみたいクラカメの銘玉のテイストを、何とか味わってみたいと願う好事家にとってのZWTOOは、様々なレンズの実写に欠かせない、実は、非常に実用的なライカ製品でもあります。



単にライカ製品蒐集の対象だけではない、ライツ製ライカマウントヘリコイド・ZWTOOの使い道 (その①)

フツーラ(Futura)S用 広角レンズ アンプリゴン(Futura-Ampligon) 35㎜F4.5 の ドイツ製フレンチテイストを レンズ無改造で ライカマウント使用する

※『レンズ無改造』とは、レンズのフツーラSマウント固定用のパーツ2点 (画像の着色部分) をねじ2本で取外すだけで、(小さなねじを無くさない限り)オリジナル状態に完全に復元可能という意味です。

ZWTOOをヘリコイドとして使用すると、35㎜レンズなら無限遠(∞/インフ)~50㎝位迄は余裕で設定出来ますが、野暮なストッパーは付けたく無かったの事も有り、スッポ抜け回避の為、ライカマウントでは、上の画像の範囲で最至近距離は90㎝位として、ZWTOOの内筒にマウントを作りましたが、

上の画像の様に、デジカメのMマウントアダプターをヘリコイド付にすれば、追加の繰出しで、下の画像の様に、25㎝位迄のマクロ撮影も可能です。

アンプリゴン(Futura-Ampligon) 35㎜F4.5
F8 /ISO3200 設定 ソニーNEX-3N( APS-C 原画 )

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