本記事は、別サイト掲載の当方過去記事を、一部変更して記載したものです。
※1. 今現在では既に無くなっているリンク先などの末尾には、”▲”を付けております。
※2. 記事中の”続きの予告”などの部分は、実際には実行されなかった場合があります。
以前、今回タイトルの『(その1)』を書いてから早7年、
前回予告も完全放置のままでしたが、遂に?『その②』の掲載となりました。
昔々の昭和の時代、当時のテレビや映画の時代劇で、よく見かけたシーンに、
馬鹿殿や辻斬りのお侍様が、何の落ち度もない家来や、通りすがりの町人を、
お手打ちや試し切りで、問答無用『袈裟斬り』で虐殺というものがありました。 ♪♪『袈裟斬り(視差自動補正)ファインダー』搭載のバルダマチックⅡ(右)とⅢ(左)♪♪
『袈裟斬り』とは (相手に向かって)『右上から左下』へ切り下ろす斬り方で、
太刀筋を、『袈裟掛け』と同様に、お坊さんの袈裟の帯に擬えての言葉です。
下の4分割画像の、左側がバルダマチックⅡの、右側がバルダマチックⅢの、
上段が無限遠時のフレーム位置、下段が最至近時のフレーム位置です。
フレーム位置だけでなく、視野左の露出計指追針帯の幅にもご注目下さい。
ファインダー窓が右(構えて左)の普通のビューファインダーカメラと違い、
これらの可愛いスタイルの、逆配置ファインダーのユニークなカメラ達では、
視野のブライトフレームの視差補正時の移動は、『左上から右下』ではなく、
『袈裟斬り』同様『右上から左下』に移動するのは、当然と言えば当然ですが、
中々珍しい光景ですし、それは、何より、これらカメラの取扱説明書の中で、
このパララックス補正に関するイラストが、このカメラのファインダー特徴を
多分、意識していなかったと思われるメーカー自身によって、あたかも
当然の様に『左上から右下』に動く様、誤記載されている事からも伺えます。
残念ながら、このユニークな『右上から左下』移動『袈裟斬りファインダー』も
特に、バルダマチックⅢでは、経年劣化などで固まって不動になっていたり、
親切な修理人さんのご配慮?で、( 固まる位置が近接位置にならない様に?)
本機の重要なセールスポイントの一つの筈の、”パララックス自動補正”を、
便利な?無限遠時の右上位置に固定されてしまっているボディも多かったりで、
この素晴らしいファインダーが完全に機能しているバルダマチックⅡ/Ⅲは、
2ダース位このカメラを入手・その前その倍の台数は手にした私の経験では、
ネットオークション含む市場に流通する中では、7~8台に1台程度の様です。